最近イタリアワインにはまっているんです。。。 saluvi2002.exblog.jp

• 川頭さん＆ジョバンナさんご夫妻をお迎えしてのワイン会（第1回ARCOBALENOの会）
  [ 2010-05 -31 21:37 ]
• "イタリアワイン大学”　5月開催分！
  [ 2010-05 -31 18:15 ]
• 今年もこのワインの季節が・・・
  [ 2010-05 -28 08:32 ]
• 速報！
  [ 2010-05 -20 12:47 ]
• シチリアを偲ぶ会（笑）
  [ 2010-05 -10 14:03 ]
• 家飲み
  [ 2010-05 -07 08:24 ]

　闘うワイン商こと川頭さん＆ジョバンナさんご夫妻が先週末来広されました。仕事抜きということですので、昨年同様私はワイン会を、レクレーションは盟友N女史に仕切って頂きました。

　ワイン会ですが、いつものコアメンバー（笑）と、いつものモンキュールです（笑）。


　まずは料理から。いきなりの白アスパラで私はテンション上がりました（笑）。二皿目のリゾットの火の通り加減も絶妙で、ジョバンナさんも絶賛です。


　冷製パスタも美味。お肉（部位失念！）も本当に赤ワインに合いました。いつ訪れても外れがないお料理ですね。


　そして、今回のワインですが、いつもと少し趣向を変えて、、、

　　　”古酒”　　特集です。


　まずは白、左から
　①ブロセッコ/レ・マンザーネ/ヴェネト州
　②トカイ・フリウラーノ１９９６/リヴィオ・フェッルーガ/フリウリ州
　③フィアーノ・モーレ・マイオルヴィム１９９７/マストロベラルディーノ/カンパーニャ州
　④ベルデッキォ・ディ・マテリカ・レゼルヴァ　1997/ビスチ/マルケ州

　まずはお約束の①で乾杯！食前酒として盛り上げるには最高の一本です。川頭さんと相談して次は②。今はトカイが名乗れないのが残念ですが、そのあたりの話を川頭さんから詳しくお聞きすることができました。開けて口に含むと酸が驚く程しっかり残っていてまだまだ瑞々しい。ボディもしかっかりしていて皆さんびっくりでした。フリウリの白、熟成まだまだできそうです。
　③は単一畑？のフィアーノ。思ったほど黄色は強くなく、熟成香も出ていましたが口に入れるとまだまだしっかりしたワイン。熟成した感じを楽しむにはちょうど良かったのでは。そして期待していた④ですが、レゼルヴァの割には、パワーもなく、過去のポテンシャルも想像することが難しい普通のワインでした。ちょっと残念。


　気を取り直して赤ですが、左より

　⑤ヴィゴレッロ　１９88/サン・フェリーチェ/トスカーナ州
　⑥バルバレスコ・ラパーヤ　２００２/ブルーノ・ロッカ/ピエモンテ州
　⑦チンチナート　２００１/テヌータ・ディ・トリノーロ/トスカーナ州
　⑧ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ　1990/カパルゾ/トスカーナ州

　⑦と⑧は少し早めに抜栓しました。まずは⑥から。先日1990を堪能したワインの２００２ビンテージ。オフといわれる筋合いは無い！と言っても過言ではない出来栄えです。しなやかなバルバレスコ。果実味・タンニンいずれも未熟さを微塵も感じられません。ミネラル感も豊富だったのも記しておきます。正規では見たことないですが、こういうワインを是非正規で安価で紹介して欲しいですね。もう数年は楽勝でホールドできます。次は⑧。昨年末の焼肉ワイン会でも開けましたが、こちらの方が食事との相性のせいか、90ブルネッロの醍醐味を十二分に堪能できました。最初は少し香りがばらけた印象でしたがすぐに収束し、サンジョベーゼ特有のちょっと枯れ草をいぶしたような上品で複雑なタンニン、熟成がかかった果実味とのバランスは時間と共に開いていきました。30分くらい経つとグラスの中でエレガントに昇華して行き、久しぶりのお花畑（笑）。至福です。　⑦は川頭組としては異端のワインです（笑）。3月に西野さんと開けた時に比べ焼けた感じがあり、タンニンと酸も少し弱め。ボトル差だったのでしょうか？美味しいのですが甘みが強く、それは古酒と比較するとなおさらでした。本来のポテンシャルには少し届かず、といった印象でしょうか？個性は感じられましたが、、、。
　そして⑥、ブルネッロの生産者サン・フェリーチェが醸す元祖スーパータスカンの一つ。サンジョベーゼ＋かベルネです。一言でいうとエレガント＆ソリッド。無駄がそぎ落とされた熟れた林檎のような果実味＆酸＆タンニンのバランスが最高でした。まだ数年は楽勝です。おそるべしトスカーナ８８。


　ワインに大満足の後、ジョバンナさんの提案でお好み焼きで二次会です。

　カウンタでL字型に陣取り、二次会は約一時間続きました。色々な話をし楽しめた一夜でした。参加された皆様、そしてワイン会にご協力して頂いたみともさん、有難うございました。


　そして、そして、今回より私が主催するワイン会の名称を、ボンゴレの会（仮）から

　　　　　　　　　　”ARCOBALENOの会”

　とさせて頂きます。ARCOBALENOとはイタリア語で”虹”の意です。　”様々な人たちが集い、一つになって美しくなれば素晴らしい”　という想いを込めて、川頭さん＆ジョバンナさんが名付けてくれました。本当に感謝です。

　というわけで、これからはこの名称でご贔屓して戴きますようお願い申し上げます。

　4月に開催された”イタリアワイン大学"｢、二回目は5月末にレガーレさんで開催されました。

　今回のテーマは、”南イタリアの土着品種”、いやが上にも期待が高まります！


　ワインはサルディーニャ～シチリアまで今回も約20種類が準備されました。太っ腹！


　ワインの解説をされるオーナーの吉川氏。話もお上手で皆さん聞き入っています。


　そして、お料理も、、、



　相変わらず豪華で美味しい！特にデザート類の充実には目を見張りますが、食べ過ぎです（笑）。


　赤ワインも私の大好きなエトナ・ロッソやネロ・ダヴォラもあり、来月の会の参考になりました。


　前回も書きましたが、本当にお得なお得な会です。当選して良かった（笑）。次回6月は中部イタリアです。スーパーなワインも準備されているとのこと。本当に楽しみです。

　前回告知した会、一部の方にはぼちぼちご案内していますが結構反響があります。人数が多くなればなるほど、ワインの種類が増えますので（笑）、是非ご友人等お声を掛けて下さいませ（笑）。

　予習というわけではないですが、5月を過ぎると飲みたくなるワイン。


　　　　　　　　　　　カリカンティ２００６/グルフィ/シチリア州

　近年、シチリアワインが数多く日本に紹介されるようになり、当然のことながら地葡萄カリカンテを用いたワインも時々見受けられます。しかしながら、このワインは果実味のボリューム感が他のワインと2回りくらい違います！バランスもよく冷やしても美味しいワイン。２００６ビンテージのできも良く、何故かほっとしました（笑）。

　今年になって何も企画していませんでしたが、ダイエットして幾分軽くなった腰（笑）を上げようと思います。


　7月4日（日）　夕方より


　　　　　　　　　　　　Sicilian Bar Night!　　やります！


　詳細はこれから詰めますが、食事は会費制＋ワインはグラス売りの予定です。すべてシチリア！スペシャルワインも用意します。



　皆様、予定開けておいて下さいね。今からもう参加したいという方はご連絡お願いします（笑）。

　先日、昨年GWにシチリアを訪れて一年を経たのを機に、”シチリアを偲ぶ会”と銘打ってメンバーで集まりました。会場は、、ちょうどこちらも開店一周年でフェアーを行っていたレガーレです。最近お世話になることが多いですね（笑）。

　シチリアを偲ぶ会　ですが、料理がシチリアだという訳でもなく、ワインがシチリアという訳でもアリマセン。ちょうどフェアーだったので、ワインが最大30％引きだったのです！ので、以前からワインリストで目をつけていたワインを皆に了解を経て注文しました。



　スプマンテで乾杯の後、一皿目の冷菜。私は盛り合わせを注文しました。

　二皿目の温菜は、筍とモッツァレラのカツレツ風。これは美味しい！

　　　　　ちなみにシュパーゲルももう食べることができます。


　ワイン1本目です

　　　　　　　　　　　Neurauth ９５ / Terlan / Alto Adige

　アルト・アディジェを代表するワイナリーの一つ、テルランが作る長期熟成の白。最初から長期熟成を目的に造られる白ワインもイタリアでは珍しいですが、ステンレス仕立てでありますから更に驚きます。ピノ・ビアンコ１００％。最初はかなり熟成香がきついですが、酸は十分残っていました。果実味がかなり飛んでいるのは仕方がないか。時間が経っても酸のおかげでヘタラズかなりまろやかにまとまってきました。余韻もかなり長い。貴重な体験でした。

　

　料理ですが、プリモは久々にリゾットです

　ホタルイカのイカ墨のリゾット。白はここまで残していましたが相性ばっちりでした。

　セコンドはこれが人気（笑）

　　　　　　　　　　　　　　　子羊のロースト。脂も本当に美味しい！


　ワイン２本目ですが、

　 Brabaresco Rabaja 1990/ Bruno Rocca/ Piemonte

　最近私の中ではバローロよりもバルバレスコの方が好みになってきております。柔らかさ、しなやかな印象が好みなのです。ブルーノ・ロッカはその中では少し力強い部類ですが（笑）、最近日本では値段が上がってきておりなかなかお目にもかかれません。前から狙っていた1990年、今回思いきって注文しました。聞けば4年前よりセラーに立てて澱を落とされていたとのことです（涙）。

　色は、、若干edgeにレンガがかかりますが、まだまだ濃い。抜栓時より香りが開き、匂いが漂ってきます。口に含むと、、、酸も十分残ってますが、それよりも熟れたタンニンが凝縮していてブツブツと舌を刺激します。果実味も十分で熟れた桃や干しプラムを感じます。とにかくタンニンの凝縮した感じがたまらなく余韻も長い、、いや本当に感動ものでした。開けて1時間ほど経つと、タンニンが落ち着き気味になり、その分酸がでてきてバランスが変化し、重厚でジューシーな（笑）ワインへと変化し至福を迎えました。

　
　兎にも角にも、最高のワインと料理で楽しませて頂きました。レガーレさん、ありがとうございました。イタリア展、頑張って下さい。

　ダイエット順調です（笑）

　家飲みは控えていましたが、昨日、暑さもあり久しぶりに飲りました（笑）。


　　　　　　　　　　アルカモ　２００８/フィリアート/シチリア州

　以前は中々入手困難だったフィリアート。ネロ・ダヴォッラ１００％のスーパーシチリア？”アルモニウム”はかなり話題になりました。これはフィリアートの中でも廉価クラスです。昨年の今頃はシチリアでしたが、我々が訪れた東～南部とフィリアートがある西部とは葡萄品種もニュアンスも異なります。
　このワインは地品種のカタラットとインツォリアのブレンド（セバージュ不明）。果実味よりも心地よい苦味と酸が前面に出ているワインです。外でがぶ飲みかな？もう少し暑くなれば大活躍しそうなワインです。