24日から、”闘うワイン商”こと、川頭義之さん&ジョバンナさんご夫妻が、広島を再訪されました。今回はどちらへお連れしようかと、、、色々悩みましたが、結局前回も訪れた基町の”華ぶさ”へお連れしました。季節が異なるので、魚も異なると期待していました。
今、広島は牡蠣のシーズン。”年を越した後の牡蠣の方が、身が太っていてうまいですよ”との大将の言葉に従い、生・焼き・そして牡蠣フライにして頂きましたが、”感涙”でした。地元では年越しの牡蠣は実はあまり食べないのですが、、、価値観がちょっと変わりました。
大分の焼きハマグリ(感涙)、ミル貝・夜鳴き貝・あか貝の刺身、新鮮なお魚のすり身で作ったこのお店の名物さつま揚げ!、新鮮な魚のお刺身の盛り合わせ・タイラギ貝の貝柱の掻き揚げを挟んで今回のメインは、シンプルに焼いた渡り蟹(ガザミ)でした。身が甘くてすごく美味しい!
そして〆は、地あなご、うに、ふぐの握りです。ここまで説明して、、、今回も写真を撮るのを忘れていました、すみません(笑)。
お酒ですが、今回もワインとグラス(笑)を持ち込ませて頂きました。
左より
①デッシミス・ピノグリージョ2002/ヴィエ・ディ・ロマンス/フリウリ州
②ディスクミエリス・マルヴァジア2005/ヴィエ・ディ・ロマンス/フリウリ州
③特別純米酒 にごり生原酒 外ヶ濱 /西田酒造/青森県
まずは②から。今回は
りりたさんのページを読んでいて、密かに”次は貝類とヴィエ・ディ・ロマンスだ” と企んでいたのですが、結果は素晴らしかったです。私的には肉厚のハマグリ(かめばかむほど味がでる)には日本酒よりも酸味が多いこのワインが抜群に合いました。そして牡蠣フライにも抜群の相性でした。本当に和食と合うワインです。
①はリリース後5年たったもの。熟成が進んでいてすごくまろやかになっていました。川頭さんの
”やばいですね、これ”という言葉に私も同感でした。脂がのった鰆や鯵の刺身や焼き蟹に合わせましたが、、、至福です(笑)。前回、フロールスの2000年をこちらに持ち込みましたが、それよりも個性がしっかり出てきていた印象でした。
そして、お約束の日本酒。今回はT様(翌日のワイン会にも参加して頂いた)のご好意で、青森県が誇る”田酒”、この時期にしか仕込まず殆どが青森県内で消費されてしまう貴重な生原酒を、青森から送って頂きました。一口飲んで、、、まるで水のようです、、クイクイ入って行きます、これもまた”やばい”お酒でした。広島の賀茂泉原酒とはまた表情が全く異なります。
川頭さんご夫妻にも満足して頂いたようで、安心しました。二次会は気合でお好み焼き”貴家”に参りましたが、半分お持ち帰りしました(笑)。