先日久々にワイン会をしました。6人で持込で5本!かなり飲んでしまいました。夏なのですが、赤中心でかなりコクがありそうなものを選びました。
4本並びのワインですが、左から、
①コッリオ・ビアンコ・カプリヤ2001/ボドヴェルシッチ・ダミヤン,フリウリ州です。シャルドネ、トカイ・フリウラーノ、マルヴァジアの混醸です。そう、私の大好きな北イタリア混醸系です(笑)。と言ってもこの時期飲むと気持ちの良いステンレスタンク使用キンキン冷やし系ではなく、フレンチオーク・ノンフィルター、15℃でサーブしてねと丁寧にラベルに書いてあります(笑)。こくがありますが飲み口はさわやかで(シャルドネ?)、時間と共に段々甘みが強くなる、、、以前ラディコンを飲んだことがありますが、あそこまでくどくなく果実味も十分感じます。お薦めの一本です。
②ラ・ポヤ2000/アッレグリーニ、ヴェネト州です。以前ここのラ・グローラを紹介しましたが、ここは色々新しいことをやっているようで、、、目が離せないワイナリーです。
ブドウはコルヴィーナ・ヴェロネーゼ100%で、この地方の名産である”アマローネ”と同じですが、アマローネが収穫したブドウを陰干しし糖度を上げた後醸造するのに対し、ラ・ポヤでは極限に遅摘み=熟したブドウを用いています。作り方が異なるので、当然”アマローネ”は名乗れず、テーブルワインとして各付けされてますが、、、恐るべきテーブルワインです!。空けた直後から、チェリーの香りが充満し飲むと、、、ぐびぐびいける、、、ああ、、、美味しい!ってな感じが2時間以上続きます。時間と共に骨格がまとまって本当にうまい!
③カルミニャーノ・レゼルバ2001/ピアッジャ、トスカーナ州です。近年、ガンベロ・ロッソ/ヴェロネッリ両紙で好評価を受け続けており飲んでみたかったのですが、、、以前飲んだここのカルミニャーノがイマイチだったので、、、二の足を踏んでました。
サンジョベーゼのクローンを使用しているということですが、、、樽が控えめなせいか、酸よりも果実味が前面に出た、なかなかいけるワインでした。時間が経ってもびくともしていなかったので2日目くらいがまた面白いんでしょうね。
④パッソビッシャーロ2002/テヌータ・ディ・トリノーロ、シチリアです!言わずとしれたテヌータ・ディ・トリノーロがシチリアで作る野心作!ネレッロ・マスカレーゼ100%です。このブドウから作るエトナ・ロッソを何本か飲んだことがあったのですが、、、酸が強すぎる印象があり食事専用といった感じだったのですが、これは、、、、濃い・濃い!不思議な香り(すみません、このワインをあけた頃はかなり出来上がってました)、、、酸は強いのですが甘みがあり、、ファンタグレープのような???、、すみません、とにかく個性的でワインだけでいけるワインでした。