先日、某所で某人の為のワイン会を行いました(笑)。普段中々飲む機会のない彼の為に準備したワイン達。
左より
①ディスクミエリス・マルヴァジア 2005/ ヴィエ・ディ・ロマンス/ フリウリ州
②バローロ・ブッシア・ヴィーニャ・ムニエ 1996/ アルナンド・パルッソ/ ピエモンテ州
③ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2000/ サルヴィオーニ/ トスカーナ州
①はマルヴァジア単一。7年経ちかなり熟成が進んでいました。酸はヘタレ気味、時間かけて温度上げるとかなり膨らみましたが別次元には至らず、残念。2005のヴィエ・ディ・ロマンスはまだかなり在庫がありますが、そろそろ飲むペースを早めてみましょう。
飛ばして③は、これまた12年物。ビンテージの性でしょうか?ちょっと酸が弱いですが、タンニンの旨味はしっかり残っています。3,4時間まてば変身しそうでしたが待てず(笑)。
②はピエモンテ州黄金の5年間の最初の年1996! この頃はパルッソははブッシアでは今の様に単一ではなく3つの畑別にクリュワインを造ってました。当時ワイナートを愛読していた(笑)私は、このワインを本の評価のみで購入、その後12年近く熟成させておりました。西野さんの所で購入したバローロ ピッコレ?1996も旨かったですが、これは遥かにその上を行ってました。バラ・スミレの香りがグラスに充満し、温度があがるとオレンジピールのような甘さも出てきます。タンニンは凄く細かく、そして余韻が最近経験したことないくらい長い。素晴らしいワインでしたので2時間かけてちびちび飲りました。後1本在庫あり、さていつ飲みましょう?