”不真面目なワイン”を定義するのは難しいし不遜ですが、タイトルの意は”真面目に作っているなあ”という印象から来たものです。深読みはしないで下さい(笑)。
ピニョレット2006/アルベルト・テデスキ/エミリア・ロマーニャ州
ボローニャ近郊の自品種”ピニョレット”を用いたビオワイン。グラスに入れるとご覧のように濃い、この時点で”やばい(笑)”と思いましたが、味は外見と全然異なり、酸とミネラルが強く前面に出て来ています、、酸っぱいまでは行きませんが(笑)キンカンの皮や金属っぽい香りもします。時間が経つと酸は和らぎますが、肝心の果実味は上がって来ず、、、そこが物足りない所でしょうか、果実味の足りないカリカンテの様(笑)。もう少し果実味が感じられれば一押しのワインなのですが、、、夏に飲むと印象が変わるかも知れませんね。
翌日は、酸のみが目立つようになり、”酸っぱいワイン”でした、残念です。
とは言っても、過去に飲んだビオ系の中ではかなりまっとうな造りですし、真面目に造っているなという印象を受けました。ビンテージによってかなり顔が変わりそうですので、また違う年のものも試してみたいです。