振り返ってみれば、昨年・一昨年とワイン会以外では殆ど外食せずにお家ワインしていた私。今年は、数年ぶりに積極的に外で食事とワインを楽しむ機会を増やそうと考えています。お店がどう変わっているかも楽しみですし(笑)。
昨日は記念も兼ねてリストランテに行って参りました。訪れたのは、、、
LAGARE DI ACQUAPAZZA です。
以前マンジャペッシェが入っていた場所に新しくオープンしたお店です。全くの情報なしで電話予約のみで参りました。トレヴィーノのロゼのスプマンテを飲みながらメニューとしばしにらめっこし、前菜2品、プリモ、セコンド、ドルチェからなるコース(料理はそれぞれチョイスできます)を注文。
本格的な外食は本当に久しぶりなので、せっかくですので料理のお写真を(笑)
まずは冷菜ですが5品盛り合わせを注文。イイダコ、竹原のタオシタ牛等色々な食材が楽しめます。手前左の吉田牧場のモッツァレラは実に数年ぶりに食べましたが、相変わらずフレッシュ感とコクのバランスが絶妙です。
温菜はアンコウのパン粉上げ野菜(不明(笑))添え。シンプルな料理ですが余計な味付けは無くアンコウの身の味が十二分に引き出されていました。
プリモは地御前産牡蠣のクリームソースパスタ、海苔と柚子ソース和えです。軽くソテーされた地元の牡蠣と柚子の風味が見事にマッチング!牡蠣好きにはたまらない一品でした!また食べたい(笑)。
そしてメインは鱈と季節のお野菜の蒸し物ジェノベーゼソース添え。鱈の旨みとダシ(笑)の旨みが渾然一体となりうまい!それらを十分に吸い取った白子も絶品でした。旨みの余韻がまだ口の中に残っています(笑)。
こららの料理を注文した後、ワインを選びました。一本で通そうと(笑)画策し、選んだのは、、、
テッレ・アルテ 2006/リヴィオ・フェルーガ/フリウリ州
無性に北の白が飲みたくリストをくまなくチェックして選んだ逸品です。フリウラーノ、ソーヴィニオンブラン、ピノ・ビアンコのブレンド。テイスティングからあの独特の甘い香りが全開!最初はミネラルが少し強めに感じますが徐々にこなれていき独特の上質の生クリームのようなニュアンスも出てきます。余韻も長く素晴らしい。2時間かけてゆっくり楽しみましたが、正統派フリウリの最高峰の一つだと思います。ちなみに、昨年8月に大阪で開催された内藤ソムリエのセミナーで出されたワインで”イタリアの白もここまできました”と言われたのが非常に印象に残っていたワインでした。納得のポテンシャルです、熟成したらどうなるのでしょう?(98を1本持っているので楽しみです)
久々に散財しましたが(笑)、こちらのお店、料理も素晴らしいですし、テーブル担当の方・ソムリエの方も心地よいサービスで大満足でした。これからも”ハレ”の時には行きたいですね!