先日我が家で行ったワイン会。仲のいいイタリアンの方々をお招きし、闘うワイン商も急遽参戦されました。

写真のすべてを飲んだわけではありませんが、飲もうとしていたワイン(笑)も含めて一同に。この会では地品種の古酒を楽しむ傾向にあります。私が印象に残ったのは、 Rosso Brindisi 1977 と Rosso di Montalcino 1983…どちらもきれいに熟成しつつ果実味もきれいに感じる事ができバランスが素晴らしい。
そして

Barbera Riserva 1967 PRUNOTTO
ピエモンテの良年1967。少しは期待していましたが、本当に本当にきれいに熟成していました。バルベーラの酸、恐るべし。イタリアワイン地品種、恐るべし。
久しぶりの更新です。相変わらず呑んでいます。印象に残ったワイン達

Eliseo Bianco 2013/ Gualdo del Re

Toscana Rosato Canaiuolo 2013/ Montenidoni

Chianti Classico Don Tommazo 1999/Le Corti
Chianti Classoco 2011/ Monteraponi
Don Tomasso以外はNew Toscana! 中々探し辛いワイン達ですが見つけられたら迷わずGet! して下さい。逸品です(^^)。
久しぶりの更新です。日々ワインは飲んでいますが、中々更新に至りません。最近はちょっと古いストックを自宅であけることが多くなっています。例えば

ランゲ・ネッビオーロ2002/パルッソ/ピエモンテ州
2002はイタリア全体でブドウの結実が難しかった年。名門パルッソもその例外ではなく、この年はバローロを生産せずすべてランゲ・ネッビオーロに格下げしました。
2002年は私の仕事の節目の記念ビンテージ、それ故に当時は拙い知識と情報を頼りに熟成しそうなワインを探しました。これもそのうちの一本。2005、6年頃あけた時は本当に美味しかった記憶があります。
今回、12年ぶりに開けてみました。
液の色褪せはありません。香りはスパイシー、花や果実の香りは薄い。口に含むと…タンニンがちょっとぶつぶつして不自然…枯れているわけではないのですが篭った感じ。果実味は消えていました。余韻も短い…コルクが長く殆ど濡れていません…ひょっとしてコルクによる不自然な熟成パターンか?翌日も良くはなりませんでした。
期待していただけに本当に残念でしたが、実はもう一本ありますので次に期待します(笑)。
ちょっと前の話ですが、我が家に念願のワインセラーを設営することができました。お披露目を兼ねて、ではないですが、来広されていた川頭さん、伊東さんをお招きし、いつものコアメンバーでワイン会です。

泡・白はこれ。マンザーネは相変わらず食欲・呑欲を刺激します(笑)。得たいの知れなかったアオスタのピノから作った白は全く崩れておらず、02のデッシミスもまだまだ若かったです。グラヴィネルのピノグリ89に至っては、”中身違うんじゃない?” と勘ぐるほどの瑞々しさでした。

メインはクレリコのこの3本。83は激ウマ。まだまだ行けます。それに比べて90は閉じ気味であるのに加え余韻に若干のエグさを感じます。コルクがかなりきつかったのでそれが熟成の差に出た、とは川頭さんの弁、うーん、成程です。 ドルチェット90も白眉!熟成します、ドルチェット!

メインの後にサルヴィオーニの垂直の予定でしたが、90が全然若い(笑)。なので97は開けず、川頭さんに選んで頂きブラインドで出したのが…ベナンティ・エトナロッソ・ロヴィテッロ93です。流石伊東さん、エトナに辿り着かれました。ヴィンサントは…しっかり生きていました。
ワインが戻ってきたおかげで色々気軽に垂直できそうです。また忘れ去れられそうな頃にUPしますね(笑)
かなり放置していたこのブログですが、結構見に来られている方も多いようでちょっと反省。久しぶりの更新です。
先週末家で開けたワイン。
キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ1995/モンテマッジョ/トスカーナ州
重厚なタンニン、果実味も枯れてなく瑞々しさをまだまだ感じさせる逸品でした。95は良年ですが、94、98、92あたりのトスカーナ、ピエモンテって最近当たりを引くことが多いです。ビンテージはあまり気にしない方がいいですね(笑)。
先日家飲み会で勢いで開けた一本。

ロザート 2005/ ビオンディ・サンティ / トスカーナ州
正直高かったので、それに見合う味は期待していませんでしたが…結構いけます。ロゼですが重厚でコクがあり余韻も長い。チャントンスとはまた違うタイプのロゼですね。旨かったです。もう少し安ければ(笑)。
4月です。新年度です。今年も疲れない程度に頑張ります(笑)。
3月後半に、川頭さんが広島に寄られました。いつものメンバーでワイン会をしたのですが、、、、
恐らく初めての本格的な(笑)ビンテージワインを楽しむ会を、我が家ではなく外で開催しました。
会場は、地蔵通りにある”イル・ヴェッキオ”さん。以前マニアックワイン会をしてから気になっていたお店です。
まずは食事の写真から…




料理は前回訪れた際もコスパいいなと感じてましたが、今回は更にパワーアップ!クオリティがかなり上がり進化していると感じました。お勧めです!
ワインですがこんな感じです。

カヴァレッリの99は、熟成してきており、かなり焼いた飴っぽい香りがしましたがまだまだ瑞々しい。中々イタリアの泡の熟成したものを飲む機会がないので良い経験(笑)。
ヴォエルッツォのシャルドネ、99は最後のビンテージで、これ以降ヴォエルッツォは白を作っていません。そういう意味でも貴重なワイン。これも熟成進んでましたが、時間おいて温度が上がってくるといい感じに熟れた香りが出てきました。

ロッソ・ディ・セーラ95は、奇跡の(笑)ファーストビンテージ。2001年の旅行で現地モンテプルチアーノで見つけて勝って帰りましたが、97の半額だったような記憶があります。熟れてきてますが、タンニンは恐ろしい密度で凝縮しボディも堅固、素晴らしいワインでした。
エトナ・ロッソ91は昨年タオルミーナの雑貨屋兼エノテカの棚の下でほこり被っていたのを発掘、18ユーロでした。 経験として出してみましたが、これがいい凝縮と熟成で…(笑)、エトナロッソの香りも時間と共に満開!

そして最後はエリオ・アルターレのバローロとランゲ・アルボナーラ89の水平! 葡萄は同じネッビオーロ。
畑の違いなのか、熟成過程の違いなのか、バローロの方が開始は固かった印象(とは行っても抜栓して3時間は経っていましたが)。アルボナーラは最初は焼けぎみの印象でしたが、熟成香をまとわり付かせながら徐々に角が取れていき、ヘタルことなく凝縮していきます。バローロはゆっくりゆっくりと開いていき、途中からネッビオーロのお花畑(笑)。かくも違う印象を体験でき、感動です。
参加していただいた皆様、そして川頭さん、お疲れさまでした。今後も時々はこの路線でやりましょう!
去る3日、イタリア・カンパーニャ州のワイナリー、CANTINE FARROの三代目当主、ミケーネ・ファッロ氏を迎えてのワイン会がレッガーレ・ディ・アクアパッツァで滞りなく行われました。

当日は着席で約60名の出席!しかも一月半ばで早々に満席になりました。レッガーレさんで開催されるというのが大きかったと思いますが、アルトリヴェッロ&川頭さんの来広イベントも大分周知されてきた成果であるとも思います(笑)。

オーナのミケーネ・ファッロさんは本当に温厚で良い方でした。通訳のジョバンナさんとのやり取りには皆さん聞き入っておられました。

川頭さんもワインの解説に熱弁を奮います!

ワインですが、地品種フィアーノを使った白が2種、同じくピエディ・ロッソを用いたロゼと赤が一種です。値段はみなかなりリーズナブルですが飲んでみると…皆さん、そのコスパにびっくりされていたようです。
”南イタリア”=”暑い”=”濃い、果実味が強い”というイメージで挑むとびっくりされます。火山灰土壌からミネラルを吸った葡萄の木からは、ミネラルに富んだエレガントなワインがこちらでは生み出されているのです。
料理ですが…


しっかりとワインに合わせたカンパーニャ州の料理をレッガーレさんは用意してくれてました。流石!
この料理とワイン、雰囲気で7500円は破格だと思います。来られた皆様もそう実感されていると思います。 そして、このような素晴らしい会を広島で開催して頂いたアルトリヴェッロ伊東社長、川頭さん&ジョバンナさんご夫妻、レッガーレの吉川支配人とスタッフの方々、そしてミケーレ・ファッロ氏に感謝です!
広島のイタリアワインラヴァーの方々へ。
来る2月13日に、イタリア・カンパーニャ州のワイナリー、CANTINE FARROの三代目当主、ミケーネ・ファッロ氏を迎えてのワイン会が開催されます。
日時:2月13日(水曜日) 午後7時より
場所:レガーレ・ディ・アクアパッツァ
住所: 広島県広島市中区上八丁堀4-1 アーバンビューグランドタワー2階 電話 082-511-1600
会費:7500円
定員:50名
お申し込みは、
リカーミトモ ℡ : 082-231-3380
モンキュール ℡ : 082-233-0873
の方へお願いします。
詳細はこちらに
カンパーニャ州・カンティーナ・ファッロのあるカンピ・フレグレイ地区は、かの明光風靡なナポリより東へ20kmほど行ったイタリアでも有数の火山・カルデラ地域に位置します。トスカーナやピエモンテに比べて、日本ではまだまだ知名度が薄い産地ですが、良質のコスパの良いワインが数多く造られています。
この度、オーナーのミケッネ・ファッロ氏が来日され、広島でもワイン会が催される運びとなりました。このワインの輸入元である(株)アルトリヴェッロの伊東社長、イタリアワイン商の川頭儀之&ジョバンナ夫妻も来広されます。会場はかのレッガーレで着席スタイルとしてはリーズナブルなお値段だと思います。下記紹介ページにもありますが、古木から生み出されるミネラルに溢れるワイン達は、”南イタリア=暑い、濃い、甘い”といったイメージを打破する素晴らしいワインです。
イタリアワインを楽しめて、生産者の生の声も聞ける楽しい会になると思います。皆様、お誘い合わせの上ご参加下さい。希望される方の招待もOKです。定員50名ですのでお早めに(笑)。
アルトリヴェッロ社HPでのカンティーナ・ファッロの紹介ページ
1月18日 追記
おかげさまで満席となったようです。それでは当日を楽しみにしております。