二日目は、地元のバス会社が主催するバスツアーでシラクーサに行きました。集合時間が8時でホテルの朝食が間に合わなかったので、バスターミナル横のバールで朝食を。
お世辞にもきれいな店ではなかったですが、カプチーノは美味しかったです。パンは、、、やはりかなり甘い、シチリア風(笑)。
8時にバスは出発して一路シラクーサへ。
下へ下る途中、イゾッラ・ヴェッラを臨むことができました。
約二時間でシラクーサに到着。まずは本土の方にある考古学公園に。
イタリアで一番大きいギリシャ劇場。残念ながら週末イベントの準備の為、ごらんのような姿に、、。
続いて古代の石切り場へ。ギリシャ時代の建物のかなり多くには、ここの石が使われているそうです。
有名な、”デュなんとか?の耳”(笑)。元は石切り場で、後には牢獄として使用されたそうです。
中もかなり奥行きと高さがあり、声が良く響きます。でもすこし気味が悪い雰囲気。
ローマ時代の闘技場跡。天空の城ラピュタのラピュタはここからインスピレーションを受けたのでしょうか?野の花が咲き誇っていて綺麗でした。
続いては、海を超えて旧市街のあるオルティージャ島へ。
橋を渡って海沿いに南下し、島の突端近くまで歩きます。
アルトゥージの泉です。何故かここに真水がこんこんと湧き出していて、パピルスが自生しています。
ここまで今日はかなり歩いているのですが、更に歩き、、、
ドゥオーモ広場です。広くて美しい。
レモンがたわわに実っていました。
最後の名所、アポロン神殿へ。皆同じに見えるのは私だけでしょうか?(笑)
ここでフリータイムとなったのですが。まさかの2時過ぎで、レストランは殆ど昼休み。神殿近くの適当に入ったバールは接客最悪。海沿いに歩いて開いている店を見つけて美味しいジェラードのありつけました。なので昼飯の写真はありません(笑)。
さらば、シラクーサ。
タオルミーナは夜の街歩きも魅力的です。ショッピングは8時からいまでできますし、飲食関係は1時くらいまで世界中から集った人々で賑わっています。
夜の食事ですが、3年前にも訪れたことのある懐かしい店に行きました。
"Ristorante Al Duomo"です。
4月10日広場に面した2階にあり、テラス席からは広場が見下ろせます。
これが食べたかった! イワシのマリネ、オレンジソース。美味!
茄子のトマトソース&チーズ焼き。山の料理ですがこれも美味しい。
本日の魚のパン粉つけグリル(直訳)。本日は太刀魚でした。身が厚く脂がのって美味しい!
ワインですが、エトナのものを、
ETNA BIANCO 2010/BARINE DI VILLAGRANDE
エトナのワイナリーでHPを見た限り標高700mくらいの畑を持っているようで、リパリ島でもパッシートを造っているようです。シチリアでは大規模な部類なのでしょうか?このBiancoはカリカンテ100%!一口目でカリカンテ特有のあのミネラルがグワァーと来ます。好き嫌いはあるでしょうが、私はたまらなく好き(笑)。かなりビネガーの効いたイワシのマリネにもぴったりで、イワシの味が引き立ちます。
エトナの白、と言うとこのワインを勧めてくれたサービスの兄ちゃん。明るくて面白い人でした。
着いたのがちょうど夕暮れで、食事が終わった頃は暗くなっていました。テラスからの眺め
夜の通りもこんな感じです。ホテルまで徒歩数分、いや、初日からいい感じでした(笑)。
超久しぶりの更新ですみません。ブログを見に来られる方も大分減っているようです(笑)。ここらで克を入れるべく、GWのイタリア詣での食事を徐々にUPして行きます。
今回はSiciliaのTaorminaとToscanaのFirenzeに3泊ずつして周辺を周りました。ではTaormina初日から。
夜行便でパリ経由でカターニャ空港に降り立ったのは現地時間の10時前。お迎えの車で一路Taorminaへ。
高速を北上しメッシーナに向かうとすぐにエトナ山が正面に見えます。美しい。
約一時間でタオルミーナ市街と城砦が見えてきました。トンネルをくぐり登ると、、、
市街に入りますが、、、、まさかメイン通りまで車を突っ込むとは、、、大迷惑になってるし恥ずかし~(笑)。
ホテルはメインストリート沿いで立地は便利。すぐに荷物をおいて一番の観光名所、ギリシャ劇場へ。
天気も良く絶景!
街の上にあるタオルミーナ城砦までのパノラマも素晴らしかったです!
昼を過ぎたのでイタリア最初の飯へ(笑)。劇場を市街の方に下り左折して、メッシーナ門をくぐりすぐ左の坂道を上がりきった右にある(ややこしいですね)、
”Ristorante L'arco dei Cappuccini”です。
現地ガイドさんのお勧めの一軒で、うりはパスタ。日本語メニューも何故かありました。
まずは新鮮魚介の盛り合わせ、塩加減が抜群。
イワシとフェンネルのパスタ。 もう一つのパスタは写真取る前に親が口をつけてしまいましたが(笑)たしかカラスミでした。ここのパスタは美味しいのですが麺が少々茹で過ぎで塩加減も辛めでした。好き嫌いが分かれる所。
ワインは、
"FINIA" Insolia-Fiano 2010/CANTINE GULINO
シラクーサ~アヴォラ周辺のワイナリーのようで、インソリアとフィアーノのブレンド。エトナ地区のワインではありませんでしたが、かなりすっきりした飲み心地で料理にも合いました。今省みれば、この後飲むワインたちに比べればかなりふくよかなほうでしたが(笑)。
腹六部くらいにして、向かったのはリストランテから歩いて1分のお菓子屋さん
”Pasticceria D'Amore" Taorminaで一番生菓子が美味しいとのこと。
ここではシチリア名物カンノーリをラージで頼みました。長さ約15cm!真ん中がくびれているので、片方から攻めても逆側からクリームが飛び出ません、食べ易い。これで2Euro。
腹八部になった所で(笑)、休憩。夜は懐かしい店へ行きます。
#
by saluvi2002
| 2012-05-07 18:11
UPしたと思っていたらしておらず、報告が遅くなってしまいました。 去る2月19日に、トスカーナ州サンジェルバジオのオーナー、ルカ・トマジーニ氏を広島にお迎えしてのワイン会が盛大に!行われました。
場所は、広瀬町のラ・セッテさん。予定参加人数を大幅に上回る50人超の方々が集いました。
食前酒はSilice bianco、乾杯はSangervasio Biancoです。Lucaさん、男前!
料理ですが、かなり気合が入っておりました。
前菜
前菜Ⅱ
プリモのピチ。個人的にはこれが一番美味しかった。
この子羊もたまりません(笑)。
熱弁する川頭さん。
品切れになった(?)ヴィンサントを除く6種類が出されました。特に赤は、シリオ、イ・レナイ、カベルネソーヴィニオンと品種の異なる3種が比較でき面白い!ビンテージ差もありますが、個人的にはイ・レナイが良かったです。
最後に、ルカさんのサインが入ったイ・レナイの木箱をお店に打ちつけ(!)られました。
まさかの(笑)、二次会で寛ぐお二人。いつもお付き合いして思うのですが、このツアーを一週間やり続けるのは大変だと思います。身体に留意されて下さいね!
遅くなりましたが、1月末に第一回”熟成を楽しむ会(仮称)”をやりました。
場所はメンバーの推薦で、昨年openしたばかりの、イタリア料理Speranzaさん。事前にワインを持ち込ませて頂いた時から感じの良い対応でした。
さて、そもそも今回の開催の発端は、、、要は、”私の所にたまっているワインを消費しましょう!(笑)” ということです。懇意にさせて頂いているイタリアンのソムリエさんに話を持ちかけ、どうせ飲むならならまずは同業の方々に飲んで頂き、皆で自由に感想を交わしながら、脳内イタリアワイン筋肉を強化していこうというコンセプトです。
料理はコースでしたが、かなり気合を入れて頂いたようで素晴らしい皿達でした。細かいレシピは忘れてしまい申し訳ないです。以下写真です。
そしてワインですが、
左より
①レ・ヴォルテ1994/オルネライア/トスカーナ州
②ラマイオーネ1993/フレスコバルディ/トスカーナ州
③ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ1994/ポッジョ・ディ・ソット/トスカーナ州
ごらんの様なラインナップ、そう、第一回のテーマは”90年代前半のトスカーナは今?”です。私は①③を持参しましたが、あえてオフビンテージで望みました。
①はオルネライアのセカンド、現行品とラベルが異なります。これが他と比べて空けてから一番早く飲み頃になりました。94、セカンド、ネガティブな形容詞でしたが、香りも果実味は芳醇、タンニンも熟成感はありますがまだまだパワフルです。皆が一番驚いたワイン。
②はサンジョベーゼ∩メルロでしたでしょうか?2時間程でピークを迎えました。バランスがとれておりまだまだ熟成可能。もう少しサンジョベーゼが強ければ好みなのですが。
③は一番タイトでした。最初は無反応(笑)。2時間で開いてきましたが、タンニンのぶつぶつした感じは強烈!明日、明後日に飲みたいワインでしたがそうもいかないので4時間後に飲み干しました。
お店のサービスの方やシェフにも折々飲んで頂き、感想や料理との相性はどうだったかを聞かして頂き大変参考になりました。何よりもワインの話を4時間し続けて飽きない!最高です!(笑)。3月に第二回をすることが決定しましたので、ご参加希望の方、もしくはうちの店でやりたい(笑)という方はご連絡下さい。次回テーマは、90年代前半の北は今? か、96ピエモンテの今は? を予定しています。