先日、今おそらく広島ではNo.1のイタリアンであろう(と知り合いも皆言っている)お店に行って参りました。何度か飛び込みで入り、カウンターでアラカルトを数皿とグラスワインをあわせていただいたのですが、いずれも料理とワインの相性が抜群ですばらしいと感じていたお店です。今回、コースで予約を取り訪れました。
ビオシャンパンを飲みながら遅れた一人を待ち、全員揃った所で料理を開始してもらいましたが、こちらの都合で40分押したにもかかわらず、笑顔で応対して頂き、料理も絶妙なタイミングで運ばれてきました。どれも美味しかったのですが、印象に残るのは、カツオの生ハム仕立てパルミジャーノがけ(なれ寿司を彷彿するものでした)、サマートリュフ、おそらく猪を使った極太平打ちパスタ、最後の鴨のグリルは秀逸でした。
ワインの方ですが、ワイワイ話しながら料理とぶつからずクイクイといけるものを考え、以下の3本を飲みました。左から、
①ジアローネ・シャルドネ 1999 / ベルテッリ これは何度も開けているワインですが、ちょっと前飲んだ2001よりも熟成しており、1998ほどのパワーはないですが、樽の熟成香とほどよい酸味とフルーツの甘味が非常にバランスよくまとまっていました。
②ロッソ・ディ・トスカーノ 1999 / コルティフレディ サンジョベーゼ単一で初めて飲んだワインです。少し熟成しており酸味がまろやかになっていた分無抵抗に(笑)くいくいいけました。
③ボッロ・デル・ボスコーネ 1998 / レ・カルバーレ トスカーナ産のカベルネ・メルロ系ワインです。(詳細は覚えていません)②に比べさらに熟成が進み、開栓後30分くらいから上品で甘い香りがボーッという感じで湧き上がり、グラスを回せば回すほど香りが沸き立つワインでした。でもパワーは落ちないんですよね、まさに飲み頃なワインでした。
ワインは料理とあわせる物だと再確認した一夜でした。帰り際店長さんと一度持ち込みでワイン会をしようという話になりました。何を持っていこうかな、、、。