三日目は、現地ガイドの案内で南部の三つの小さな街を観光しました。
タオルミーナを出発してシラクーサを過ぎた所で内陸に進み…二時間もすると、
見覚えのある風景が。この地方特有の石積みです。そう、ラグーサに近づいてきました。
新市街から旧市街イブラ地区に向かって下ると…
イブラが目の前に入ってきます。以前訪れた時はは夕暮れ時で幻想的でしたが、日中もイイ。
角度の違う所から。どこからみても圧倒されます。
イブラ地区に向かう道沿いの家。壁に雑草が生えているのですが(笑)、絵になります。
イブラ地区に入って背後を振り返ると
こんな感じです。正面手前にある教会はマルタ騎士団が建てたとのことで、扉にはロッカベルナルダと同じ紋章が入っていました(笑)。
街に入り南から北へ北上すると
ドゥオーモが見えました。昼間も美しい!青空とこの地方特有の黄色がかった石とのコントラストが素晴らしいです。
ドゥオーモ広場にある一軒のジェラード屋。
こちらは何とワインのジェラードがあります。私はBrachetto&Roseで頼みましたが、クリーミーな中にワインの香りがほんのりのっていて美味しかったです。
時間が来たので次の街へ(笑)。
谷間の街、モディカです。
まずは向かいの谷の中腹にありますサンジョルジョのドゥオーモへ。
美しい建物です。空がやばいくらい綺麗。
モディカと言えばやはりチョコレート(笑)。谷間に降りて向かったのは、
"ANTICA DOLCRIA BONAJUTO" モディカの名店です。たくさん買いましたがもう無い(笑)。
先に買い物をして、昼食は私が行きたかったお店を予約してもらってました。
Ristorante Fattoria delle Torri です。モディカは美食の街らしいのですが、こちらはSlow Foodな食事で有名とのこと。
本当はランチコースを味わいたかったのですが、時間が無いのと両親があまり量食べれないので(笑)、みなさん一皿ずつアラカルトで。私は二皿(笑)。
突き出し?は、リコッタチーズのムース。これだけでも後が期待できる美味しさでした。
まずは皆さんが選んだ一皿
豆とチーズのラビオリ
トリュフとクリームのスパゲッティーニ
小さいつぶつぶのパスタ魚介風味。サルディーニャにこんな料理あったような…
皆さんワインはグラスで。白は
SULICCENTI INSOLIA/ Terre di Giurfo ラグーサ県のワインでインツォリア100%。ふくよかですが酸の切れもあります。ビオ臭は全くなし。
私は
(多分)野生のウズラのグリル
ラグーサ牛とチーズのラビオリ(劇ウマ!)
ワインはグラスの赤も追加、
"NIVURO"/ FEUDO DI SANTA TRESA です。ヴィットリアのワイナリーで自然派の様。でもビオ臭無し。Nero d'AvolaとCabernet Sauvinionのブレンド。マイルドで口当たりの良いワインで2杯も頼んでしまいました(笑)。
総じてこちらのお料理は繊細な印象です。いい素材をシンプルに仕上げているのですがかなり突き詰めているので洗練されています。はっきり言って素晴らしい!絶対再訪したお店となりました。
食事も終わり、ほろ酔いで(笑)、最後の街に向かいます。