先日カウンターで食事し気に入ったお店です。今回は複数名で訪れコースでお願いしました。
こちらは、料理もさることながら、ワインも良く勉強されていて、安すぎず・高すぎず、お店の料理とクオリティと料理にあったワインを選ばれていると感じました。前回はZUANI!があったので注文したのですが、今回は残念ながら欠品中。
ビールと飲みながらコースのメニューとどう合わせようとまず選んだのが、、、
BIBLOS 2004 / DI MAIO NORANTE / モリーゼ州
モリーゼD.O.C,ファランギーナ主体でグレコがブレンドされています。2004年ということで写真のように色も濃くなっていましたが、熟成感始まったばかりで、むしろ柔らかい分、酸がしっかり主張しています。
まずは前菜2種
マグロの冷製と、何かの(笑)テリーヌ。ワインが進みます。
ワインはあっというに空いて二本目です
Langhe Bianco Tamardi 2007/Monchiero Carbone/ ピエモンテ州
1本目の熟成感とは異なり、瑞々しく、かつ果実味・旨みを楽しめるワイン。on listされていませんでしたが、在庫があったので出して頂きました。5000円前半なら良心的でしょう。
パスタ一品目
三次のナメコを使ったパスタ。ナメコの食感と茸本来の味が抜群でした。
パスタ二品目と赤
Morellino di Scansano 2009?/ワイナリー不明/トスカーナ州
こちらもlist外でしたが、4000円ちょいで出して頂いたワイン。内陸のキャンティに比べ、この地区のサンジョベーゼは、スーっとした感じ(笑)。シラーブレンドだったと記憶しています。飲み易く食事にも合わせ易いワイン。
メインとドルチェ
メインの豚の火加減は絶品でした。
計5皿だして頂きましたが、量・バランスとも秀逸です。これで、3500円は、いかに中心部から離れているとはいえ、破格だと思います。そしてワインリスト。種類は少ないですが、3000円代で良質、しかも料理に合いそうなワインがon listされています。
広島の同じ規模のお店では、何度も言っていますが(笑)、ワインを軽視している/もしくはワインは人任せ的な所が本当に多いと感じます。現状よりちょっと勉強してセレクトすれば、もっと料理が引き立つのに、、、。
そんな中で、こちらは料理に合ったワインを適価で出している素晴らしいお店です。良いです(笑)。