先日、レッガーレで開催されました上記ワイン会、第3回目になりますが参加してまいりました。今回は”中部イタリア編”です。
ヴェネトからトスカーナ、そしてアブルッテォまで、今回も赤・白合わせて20種以上のワインが用意されました。乾杯はランブルスコ・セッコです! 広島はあまりランブルスコ置いてないんですよね、特にセッコは。これだけでも嬉しいです。
お料理はビュッフェ式でしたが、相変わらずの質と量でした(笑)。
前菜の盛り合わせ。私はトリッパの煮込みだけでも十分満足です。
パスタ系も本当に種類が豊富で美味しかったです。峠下牛のパッパルデッテ?は本当に美味でした。
料理の説明で熱弁を振るう手塚シェフ。オトコ目から見ても素敵です(笑)。
ダイエット中ですが(笑)、今回もドルチェは別腹です。
ワインに関して言えば、、、今回は、特に白は種類が限られていたので選択は難しかったのではないでしょうか?ビオワインを完全否定する訳ではないですが、一本明らかに異端な(笑)ワインがあり、葡萄の個性や産地が全く不明な感じになっちゃってました。失礼ですが料理にも合わないし。これが果たして”自然な”ことなのか?どうでしょう?
赤は、サンジョベーゼが主体ですが、キャンティを”キャンティクラシコのセカンド、本当のキャンティではない”という風に説明されていたのが気になりました。確かに”オリジナルキャンティ”は、今は”キャンティ・クラシコ”地区になっており、その周囲にキャンティ地区は拡大しています。そこでは”キャンティ”と名前をつければ売れる!と考えている生産者もあれば、値段が高騰したキャンティ・クラシコに背を向けて、飲み易い・するする入る廉価なサンジョベーゼ(要はキャンティ・クラシコ地区の昔のスタンス)を再現したく”キャンティ”として生産している生産者もあります。先入観でワインを探すと美味しいキャンティ=サンジョベーゼを見逃すことになりますよ(笑)。
話がそれましたが、この日の目玉ワインは サグランティーノ・モンテファルコ 25anni 1999/アルナンド・カプライ でした。泣く子も黙るサグランティーノの王様!重厚なストラクチャーには圧倒されました。
個人的に一番良かったのは、ロッソ・ディ・モンタルチーノ2007(生産者失念)。サンジョベーゼではマイナーなDOCGですが、古典的な作りでありながら非常にバランスが良かったです。
何度もいいますが、本当に”破格の会”でした。参加できてラッキーでしたね。
オーナーの吉川さんとは個人的にワインセラーの話を(笑)、手塚シェフとはオリーブオイルの使い方に関して色々ご教授頂き参考になりました。また参ります!