今月14、15日に迫ったカンティーナ・ボルツァーノの醸造家・フィリッポ氏をお迎えしてのワイン会。打ち合わせを兼ねて、今年初モンキュール(笑)をして参りました。
料理ですが、、、
内臓と肉の春巻き包みサルティッチャ風 から始まりました。前菜でいきなり”ガツン!とやられちゃいました。
白身魚(鱈だっけ?)のボンゴレと菜の花の煮込み。優しい味。
次はパスタでしたが写真撮るの忘れました(泣)
メインは鴨肉でした。バルサミコソースとの相性は絶品です。
ドルチェは林檎のコンポート自家製クリーム添え もう満腹です(笑)
同行して頂いた方々が殆ど飲めない方々でしたので(笑)、スプマンテ以降は1本で通しました。選んだのは、2月14、15日来広予定のこの共同組合のワインです。私は久しぶりに飲みました。
ラグレイン2007/カンティーナ・ボルツァーノ/アルト・アディジェ州
アルト・アディジェの代表的な地葡萄、ラグレイン。向こうでは非常にメジャーですが、日本ではまだまだマイナー的です。選果して仕上げれば長期熟成可能な素晴らしいワインにもなりますし、このワインのように気軽に美味しく飲め食事にぴったりなワインに仕上がる等、色々な可能性を秘めた品種です。
抜栓してグラスに注ぐと、すぐにあの独特の生っぽい香りを感じます。今の季節であれば開始温度は少々高めでもかまいません。直ぐに開いて来て、色んなブーケを感じます。最初はきめ細かいタンニンが強めなのでちょっと渋いですが、酸が出てくると徐々にバランスがとれて美味しくなってきました。
2時間くらいかけて飲んだのですが最後までヘタラないんですよね。むしろ香りは倍増しています。この辺がラグレインという品種のポテンシャルと、この作り手のうまさなのでしょう。やたら薄い・しぶいだけのラグレインも最近ありますから。某インポーター・酒屋さんたちが”アルト・アディジェ四人衆”なる煽り(物語性!)で昨年あたり売り出していました。売り出し方は、、、まぁ置いといて(苦笑)、こちらのラグレインの品質・この価格で比肩できるラグレインがありましたでしょうか?
アルト・アディジェのワインに興味の沸いたワインラバーの方々には、まずはこの地域の共同組合のワインを飲んで頂ければ、この州のワインのコスパの良さを実感して頂けると思います。カンティーナ・ボルツァーノを始め、トラミン、サン・ミケーネ・アッピアーノ、コルテレンツォ、
ヴィテルコルトーリ・アルトアディジェ等優良組合が目白押しのこの地区、
リカーミトモでかなりの扱いがありますよ(笑)。
与太話は置いておいて、こちらのコース、4品にドルチェ、コーヒーまでついて4000円強!でした。ワインはリカーミトモで購入すれば抜栓料1000円で飲めます。イタリアワインラバーは是非一度お越し下さい(笑)。また2・3月中に、14・15日の反省会&新年会(笑)をこちらで考えていますのでお楽しみに!